21ビジネス総合研究所 人事労務ニュース
   
掲載日: 2008年05月29日
 
タイトル
 
    労働者災害補償保険法施行規則の1部改正(通勤災害)の省令
       
 
記 事
 
     労働者災害補償保険法(昭和22年法律第50号)の通勤災害の適用が、厚生労働省令により1部改正された。具体的には、省令で定められていた事項のうち、「通勤災害保護制度の見直し」が行われ、合理的な経路及び方法での通勤以外で、「逸脱または中断」の為、例外的に通勤と省令で認められた労災保険法施行規則(昭和30年労働省令第22号)の第8条に次の1号が追加された。(施行平成20年4月1日)
 
 第8条 5 要介護状態にある配偶者、子、父母、配偶者の父母、ならびに同居し、
      かつ、扶養している孫、祖父母及び兄弟姉妹の介護(継続的に又は反復
      して行われる者に限る)

 この省令改正の趣旨は、高齢化の進展とともに、家族の介護が労働者の生活に深く関わって来ていること、又、平成19年4月18日大阪高裁判決(義父の介護のため通勤経路を逸脱した労働者に対する休業給付不支給決定を取消すものとする判決)を踏まえ、労働者が要介護状態にある家族の介護を行うケースについて、通勤災害保護制度の対象とする省令改正を行ったことである。又、省令改正施行日前に発生した通勤災害に関する保険給付については、なお従前の例による。

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